自己破産の弁護士費用はどのくらい?【相場の目安と実際の金額】
今まで借りてる借金の返済を免除される債務整理の方法として、『自己破産』があることを当サイトでもこれまでにお伝えしてきました。
自己破産とは【借金整理のメリットとデメリット】
任意整理、個人再生、特定調停などのいくつかの債務整理の中でも、完全に返済の義務から逃れられるのは、唯一『自己破産』だけです。
ですから、今仕事に就いていない方や、収入はあるけれど返済計画が立てられないという方の中には、その方法で借金整理を考えている方も多いかと思います。
ただし、自己破産で免責を認めてもらうためには、裁判所で手続き、各種書類の作成、裁判官との面談などが必要なため、自分で申立てを行わずに、法律の専門家である弁護士に依頼をする方がほとんどです。
それに、自己破産による免責申立てが許可されない場合には、その他の借金をチャラにすることができなくなるので、失敗されることは許されません。
そのため、債務整理の経験が豊富な法律のプロの彼らに依頼しておいて方が、失敗のリスクが低くなり安全と言えます。
しかし、依頼をする上で不安になるのが、費用がいくらかかるのか?という点でしょう。いくら、借金が棒引きになっても、法律事務所に支払う費用が用意できなければ、意味が無いですからね。
そこで、気になる弁護士への報酬について以下で詳しく解説します。自己破産を検討している方は、知っておくべき内容ですので、チェックしてみてください。
自己破産の弁護士費用の目安と相場

弁護士費用の目安については、東洋三弁護司会のクレジット・サラ金報酬基準が参考になります。それによると、自己破産での弁護士費用の目安は以下の通りです。
■自己破産における弁護士費用の基準
- 着手金…210,000円以内
- 報酬金…210,000円以内(上記着手金と同額が上限)
- 過払い金返還請求…過払い金の21%以内
※ 上記金額は平成23年1月1日の資料を参考にています。
なお、上記の金額に加えて、弁護士に裁判所へ出頭してもらう場合には出廷報酬が加わりますので、50万円~60万円程度を相場と考えておいた方が良いでしょう。
また、弁護士への報酬以外にも、裁判所へ支払う予納金、収入印紙代、予納郵便代が約2万円必要です。
ただ、それらの金額をお伝えすると「そんなお金、とても用意できないから自己破産なんて出来ないです…」と考える方もいるかと思います。
しかし、弁護士事務所の中には『そうや法律事務所』のように分割払いOK、初期費用を0円で対応をしてくれる事務所もあります。

それにそうや法律事務所でしたら相談料も0円、全国対応可能です。借金が減らなくて悩んでいる方や、一括請求通知が届いてどうして良いのか分からない方は一度相談をしてみることをおすすめします。
そうや法律事務所の口コミ・評判
それから、できるだけ費用を抑えて自己破産をしたいという方は、弁護士ではなく司法書士に力を借りるという方法もあります。
例えば、テレビCMでも有名な『アヴァンス法務事務所』なら25万円というリーズナブルな金額で依頼ができます。
ただし、司法書士は弁護士とは違い代理権がありませんので、業務をお願いできるのは書類作成までです。裁判所への申し立ては本人であるあなたが行わなくてはいけませんので、費用以外の負担は大きくなります。
司法書士に依頼を考えている方は、その点もきちんと把握するようにしてくださいね。なお、アヴァンス法務事務所の詳細は、次の記事から確認できます。
アヴァンス法務事務所の口コミ・評判
本記事のまとめ
自己破産の弁護士費用の相場・目安は50万円~60万円程度です。
また、弁護士報酬以外にも裁判所への予納金など、約2万円を用意しなくてはいけません。