個人再生の弁護士費用の相場と実際の金額【借金整理の方法】
個人再生の方法には『債務整理』と『任意整理』とがありますが、いずれのやり方も裁判所が介在する借金整理の方法です。
また、この方法は企業が利用する民事再生手続きを個人でも簡易に利用できるようした制度であり、施工されたのも2000年と比較的に最近になります。
ただし、いくら方法が簡易と言っても専門的な書類の作成や、裁判所への申立て手続きは必要です。ですので、法的な知識の無い方が一人で行うのは、かなり難しいと言えます。
そのため、個人再生の申し立てをする際には、借金問題に強い弁護士や司法書士に手続きを依頼をするのが一般的です。
ですが、法律事務所に依頼する上で費用面が心配になる方もたくさんいらっしゃるでしょう。では、個人再生を手続きを法律事務所へ依頼する場合には、費用はいくらくらいになるのでしょうか?
※ 本記事では個人再生での費用の目安をお伝えしますが、任意整理の相場を知りたい方は次の記事が参考になります。
任意整理の弁護士費用の相場
弁護士費用の相場は着手金30万円と報酬金30万円です
個人再生を依頼する場合の相場についてですが、東京三弁護士会のクレジット・サラ金報酬基準をチェックすると、次のような金額がされています。■個人再生の弁護士費用の目安
- 着手金…300,000円
- 報酬金…300,000円
そのため、弁護士に依頼する場合の相場は合計60万円と考えれば良いです。では、実際に借金問題に強い弁護士が在籍している法律事務所の費用は、どのように設定されているのでしょうか?
例えば、債務整理案件が得意な『そうや法律事務所』の場合には、次のような金額です。

■そうや法律事務所の個人再生の手続き費用
- 住宅ローン特則なしの場合500,000円~
- 住宅ローン特則の場合600,000円~
マイホームを守るための利用する、住宅ローン特則を適用するかどうかで変わってきますが、おおむね先ほど紹介した目安通りの金額です。
ですから、弁護士に依頼する場合には60万円を個人再生の依頼料金の目安と考えれば良いでしょう。
そうや法律事務所のレビューと評判
ちなみに、60万円という費用を高いと感じるかもしれませんが、200万円以上の借金のある人が小規模個人再生を認可されれれば、100万円以上を減額されることがほとんどです。
そのため、減額分を考えると決して高い金額ではありません。むしろ、60万円を払っても債務者にとっては金銭的なメリットがあると考える方が自然です。
また、どうしても60万円を高いと感じる人は『アヴァンス』のような、司法書士事務所に依頼することをおすすめします。

アヴァンスであれば、28万円(住宅ローン特則を利用する場合には、プラス10万円)と、はるかに安い金額で個人再生の依頼をすることができますからね。
アヴァンス法務事務所の口コミと特徴
なお、どちらで依頼するべきか悩んでいる方は、まずは2つの事務所に相談してみることをおすすめします。両事務所とも、今でしたら無料を相談が可能ですからね。
決して安くない料金を支払って依頼をするわけですので、気になる事務所にはきちんと話を聞いた上で、後悔の無い選択をするようにしましょう。
本記事のまとめ
個人再生を弁護士に依頼した場合の費用の相場は、着手金と報酬金を合わせて60万円です。
それよりも安い金額で依頼をしたい方は、弁護士事務所ではなく司法書士事務所に依頼した方が良いでしょう(例えばアヴァンス法務事務所)。