毎月5千円の返済は決して簡単じゃない@アコムの借金から学んだ
私が借金を滞納したのは26歳の時でした。大学を卒業してからは、サラリーマンとして商社系の企業で働いており、1人暮らしだったことからそれほど生活費はかかりません。しかし、収入が少なかったせいで、経済状況としては芳しくはありませんでした。
私がお金を借りた目的は、生活費を補うためです。家賃や食費、光熱費などがかさみ、もっとお金が必要な状況になっていたことから、出来心の感覚でお金を借りることにしました。
入社2年目には会社で昇進して給料も上がるだろうし、計画的に借金は返済できると甘い考えを持っていたのが正直なところです。借入れ先は消費者金融のアコム、額は10万円でした。
当時は10万円の返済であれば、毎月5千円ごとの支払いで24回払いという返済計画を立てれました。この返済計画ならば、無理なく返していけるだろうと、安易に考えていたのです。
結果としては、無事に全額返済することができましたが、その過程で様々な苦労がありました。
会社の給料が思っていたように上がらなかった
まず、会社で働いていても、思うように給料が上がらなかったです。残業が少ない月などはかえってマイナスになってしまう時期もあったくらいです。そのため、たとえ5千円と言えども、返済をするのが難しくなる時もありました。一定期間の滞納をしてしまった時は途方に暮れていましたが、アコムに早めに連絡を入れて話し合いをしたことにより、一大事にならずに済んだので良かったと思います。あのまま滞納を放置していたら、間違いなくブラックリストに登録されていたはずです。
【参考】過払い金の返還請求をするとブラックリストに登録される?
たとえ5千円でも毎月の返済は大変
一回当たりの返済額を5千円と低めに設定したので、出費を限りなく抑えることによって、返済額を確保することは不可能なことではありません。しかし、苦しい月はもっとお金を借りてしまおうかと考えてしまった時もあったので、その感情を必死に抑えて生活費を切り詰めるというのは非常に大変なことでした。このことから、将来性などをきちんと考えて計画を立てることの大切さを痛感しました。
私の場合は、借金をしてもその場しのぎになっただけで、生活が大きく好転することがなかたので、もっと日々の生活に工夫が必要だったと思い後悔してしまいました。それから、借金を滞納した際は、借りた先の業者が穏便な対応をしてくれたことから、とても助かりました。
そのため、お金を借りる業者先と言うものはしっかりと選定する必要があると思いました。多くの状況や可能性を加味して、きちんと計画を立てていけるのであれば、お金を借りることは決して悪いことではないと思います。