ヒモ彼氏との生活費のために500万円の借金!最終的に自己破産をしました
借金で悩んでいた当時は20代で、アパレルメーカーで会社員をしていました。任意整理をする前の借金総額は500万円。今は総量規制の影響でそこまでの額の借金はできないかもしれませんが、当時は普通に借りることができたんです。
借入件数は合計で7社ほどだったと思います。7社合わせて500万円(利息含む)という額でした。
借金のきっかけは彼氏との同棲生活
借金をしたきっかけは、当時の交際相手の同棲でした。その彼は同棲当初は働いていたものの、いつの間にか仕事を辞めてしまったのです。そのため私の収入のみで、家賃や光熱費を払い、交際相手の携帯電話の通信費も支払っていました。この頃には彼氏は私のヒモ状態でした。その他には生活費はもちろん私の負担で、交際相手のお小遣いまで姉の収入から出していました。そうなるとひと月で私の収入では足りません。翌月に残るお金は一銭もありませんでした。お金が無くても交際相手は働かないままで、次第に私にお小遣いをせびるようになったのです。
私も仕事をしない彼氏にキツく言えず、最終的に毎月苦しい生活をおくる事になり、消費者金融を頼りました。デリヘルなどの風俗で働くことも考えましたが、彼氏に嫌われたくなかったので、それはやめておきました。
債務整理を知ったきっかけは、母に借金が返せないと相談をしたのがきっかけです。利息の返済すらままならなかった私は母に相談しました。そして、母はから「債務整理なら借金問題を解決することができる」とアドバイスしてもらったのです。
借金をしている最中に辛かったことは、金融会社からの督促状が届いたり、いつも金融会社から電話がかかってきてたことでした。返したいけれど、返せない、話をしても期日を過ぎていれば待っては貰えません。消費者金融に対して申し訳ない気持ちもあったので、本当に辛かったです。
返済期日は毎回過ぎていたので、法的措置をとるとの封書が届いたこともあり、どうにもできない状態にまで陥っていました。
弁護士に借金のことを叱られるのが不安で相談ができなかった
債務整理をする前に不安だったことは沢山ありました。弁護士さんや司法書士さんに依頼相談するときに、怒られたらどうしよう、取り合ってもらえなかったらどうしようなども不安もありました。また、債務整理をしたら本当に借金を減らせるのかも疑問でした。母は私のために何件かの法律事務所などを調べていたようで、色々な法律事務所の情報を教えてくれました。そして私はそこからネットで調べm司法書士事務所を選んで、依頼相談をすることにしたのです。
債務整理で選んだ方法は自己破産です。その方法を選んだ理由は、まわりからの後押しでした。
最終的には自己破産で借金をすべて免責してもらった
はじめ姉は任意整理などを選ぶ予定だったようですが、司法書士の先生から「それだけの額は返済計画を建てるのが難しいから、自己破産をした方が良い」と言われたそうです。自己破産で免責を受ければ、500万円の借金はすべてチャラになりますので。ちなみに、司法書士さんに支払った報酬の金額は収入印紙代なども含めて、大体25万円前後です。
債務整理中に苦労したことは、交際相手を家から追い出すことと、自己破産手続き中だという連絡がまだ来ていない金融会社から毎日連絡が来ることでした。説明してもわかってもらえない金融会社もあり、その連絡の対応に苦労しました。
債務整理をしてよかったことは、一番はやはりまともな生活を送れるようになったことです。完全に金融会社からの連絡も来なくなり、支払いは光熱費や生活費、そして、分割にしてもらった報酬の支払いのみになったので、徐々にともな生活ができるようになりました。
今借金に困っている人は、一人で悩みを抱え込まずに司法書士さんや弁護士さんに相談してみてください。誰も悩んでる人を叱る人はいません。必ず力になってくれます。まずは、法律事務所や司法書士事務所などに連絡をして、相談をお願いをしましょう。
【参考】債務整理の無料相談できる法律事務所まとめ