支払督促には異議を申立てることができる!【慌てずに対応を】
消費者金融・サラ金、あるいは電気・ガス・携帯料金の支払いを無視し続けると、自宅宛に簡易裁判所から支払督促という通知が届くことになります。
次の記事でも紹介しましたが、支払督促とは債権者の言い分を聞いた裁判所が、借金をしている(支払いが滞っている)債務者に対して、「〇円を速やかにを支払なさい!」と催告してくる制度のことです。
裁判所から支払督促届いたら、どんな対応をすれば良いの?
裁判所から手紙が届くなんて経験をしたことが無い人がほとんどでしょうから、督促状を見てびっくりしたという方も多いはずです。
ですが、督促状が届いたからといって慌てふためく必要はありません。督促状はその性質上、債務者に反論する制度があるんですね。
それが『異議申し立て』と呼ばれるものです。あなたが督促された内容に対して、異議を申し立てればすぐに強制執行をされることはありませんので、慌てずに対応をするようにしましょう。
なお、絶対にやってはいけないのが、督促状を見なかったことにして無視し続けることです。そうなると、書状に記載されている通り、仮執行宣言がなされて、最終的には強制執行をされます。
そんな最悪のケースを引き起こさないためにも、まずは異議を申し立てましょう。
異議申し立てをすると民事訴訟に移行する

異議申し立てはその督促を発布した簡易裁判書に対して行います。そして、申立てが完了すると一般的には民事訴訟へと争いの場が移行するんですね。
「えっ!?民事訴訟って裁判をするということ?」
その通りです。民事訴訟へ移行すると、債権者が原告、債務者であるあなたが被告となり裁判が進んでいきます。
もちろん、法的な知識の無い一般の方が口頭弁論をすることは非常に難しいです。そのため、支払督促が届いたのなら、今後のことも見据えてまずは弁護士に相談をする方がほとんどです。
その際に不安になるのが弁護士に相談する費用ではないでしょうか?
その点についてですが、借金問題を限らず弁護士に法的な悩みを相談する際の相場は、30分5千円以上となります。
ただし、そんな金額を聞くと、相談をすることに尻込みする方もいらっししゃるはずです。1時間話を聞いてもらうだけでも、1万円が必要になりますからね。

しかし、弁護士事務所の中には相談無料でアドバイスをしてくれるところもあります。ですので、まずはそのような法律事務所で相談をしてみることをおすすめします。
例えば、サンク総合法律事務所やそうや法律事務所でしたら、費用0円で相談に乗ってもらうことが可能です。
それぞれの事務所のおすすめポイントや特徴は、次の記事で紹介していますので、督促状の対応方法で悩んでいる方はそちらをご参考にしてください。
サンク総合法律事務所の口コミ
そうや法律事務所の評判
本記事のまとめ
支払督促が届いてもすぐに強制執行はされません。債務者には異議申し立てをすることができます。
強制執行をされたくない場合には、簡易裁判所に対して異議を申立てましょう。