闇金の取り立てへの正しい対応方法【根本的な解決手段】
貸金業登録をせずに、利息制限法をはるかに上回る金利で貸し付けを行う業者のことを『闇金(ヤミ金)※』と呼びます。
※ 闇金について詳しくは次の記事で解説していますので、そちらもご参考にしてください。
闇金からの借金は返さなくても良いってウソ・本当?
彼らはまともな消費金融やカードローン会社からはすでに限度額一杯まで借りており、普通は借金ができない方を主なターゲットとして、貸し付けをおこなってきます。
「審査一切は無しで、即日に100万円までなら融資できます」、「他社で限度額まで借りていても、お貸しすることは可能です」なんて、甘い言葉で提案をしてくるのも闇金の特徴です。

2010年(平成22年)以降は、総量規制の影響で年収の3分の1までしか融資をすることができないと、貸金業法で定められましたが、闇金業者はそもそも法律を守っていな業者のため、総量規制なんて無視をして、平気で貸し付けを行ってくるんですね。
また、彼らの特徴は『超高金利』、『総量規制を無視した融資』だけではありません。その後の取り立てがものすごく厳しいという点も大きな特徴です。
そのため、法律上は規制されている次のような取立て行為を平気で行っていきます。
- 夜間(21:00~翌朝8:00)の取り立て
- 勤務先への取り立て
- 債務者の借金の情報を他社へ知らせる行為(ビラまき、ネット中傷)
- 家族、恋人、親戚など本人以外への取り立て
そして、多くの債務者はそのような過酷な取り立てに負けてしまい、利息を支払ってしまうんですね。
ですが、それでは根本的な解決にはなりません。たとえ、少額の利息を支払っても、時間が経てばまた彼らの迷惑行為が行われますからね。
では、闇金に対してはどのような対策を取ることが正しいのでしょうか?
取立てを根本的にストップするには弁護士や司法書士に相談してください

先ほど挙げた迷惑行為をされた場合には、すぐに警察に110番して助けを求めるようにしてください。警察が到着すれば、彼らも違法な取り立て行為をストップするしかありませんので。
しかし、それでは根本的な解決になりません。また、時間が経てば取立てにやってくるでしょうし、「借りたものは返すのが当たり前でしょ」と督促電話も掛かってくるはずです。
そのため、根本から闇金問題を解決するのであれば、彼らの対策に強い弁護士や司法書士に相談することをおすすめします。

闇金側も自分達の融資がそもそも公序良俗違反で無効であることは把握しているので、こちらに弁護士がいると時点で、強気の取り立てはできなくなりますからね。
過酷な取り立てをストップできれば、あとは交渉を弁護士に任せれば良いので、あなたも落ち着いた生活を取り戻せるはずです。ですから、取立てや返しても返しても減らない借金に悩んでいるのなら、すぐに弁護士に相談するようにしましょう
なお、全ての弁護士が闇金問題の解決の仕事をしてくれるわけではありません。弁護士の中には、彼らやそのバックにる暴力団と関わり合いたくないため、依頼を請け負わない方もいます。
そのため、相談をする弁護士事務所選びには注意が必要です。ちなみに、次の記事で紹介している弁護士・司法書士事務所であればヤミ金対策に強いので、もし悩みを持っている方はそちらで相談をしてはいかがでしょう?
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※ こちら(↑)で紹介しているのは、全て闇金対応が可能な弁護士・司法書士です。
本記事のまとめ
違法な取立て行為があったのなら、すぐに警察へ110番するようにしましょう。
そして、根本から闇金問題を解決するためには、彼らの対策になれている弁護士や司法書士に相談するのがおすすめです。