闇金の悪質な取り立ての対応はメモ・録音で証拠を残すのが大切
利息制限法の上限金利(15~20%)を上回る高金利で闇金業者の大きな特徴として、取立て方法がが過酷であることを次の記事でも紹介ました。
闇金の取り立てへの正しい対応方法【根本的な解決手段】
そのような厳しい取立て行為は、債務者本人だけでなくその家族・恋人・親戚、場合によっては会社の上司や同僚にまで及びます。
また、場合によって深夜・早朝の時間に関係なく、取立てのために自宅訪問されたり、職場にまでやってきて同僚の目の前で、返済を催促させるケースもあります。
そして、一日でも早く取立てをストップさせたいために、高金利の利息だけでも返済するとういう方が非常に多いんですね。
もちろん、そのような債務者以外への取立て行為は違法です。それに、闇金からの高金利での借金自体がそもそも違法であるため、借りたお金を返す必要なんてありません。
ですが、そうは言っても「取立てがストップしないんだから、利息だけでも払わなくちゃどうしようも無いでしょ!」とおっしゃる方もいるかと思います。しかし、お金を返し続けていては、いつまで経っても返済の悩みが消えることは無いです。
それでは、根本的な問題は何一つも解決しないですからね。そのため、闇金に限らず違法な取立てを受けたのなら、すぐに警察へ連絡して、さらには弁護士に相談するようにしましょう。
証拠を残しておくにはICレコーダーかメモがおすすめ

なお、相談する前に可能なら行って欲しいのが、違法な取立てを受けた証拠を残しておくことです。
例えば、半ば恐喝・脅しのような激しい口調で取り立てを行われたときには、その様子をICレコーダーで録音しておくことは有効です。
アマゾンであればICレコーダーも3千円台でリーズナブルな値段で購入できますからね(下記画像は、Panasonic ICレコーダーRR-US310-S。3400円です)。

なお、ICレコーダーを用意できない場合には、ノートに取立ての様子を記録するだけでも構いません。日付、時間、相手の人数・特徴、取り立ての様子をきちんと残しておけば、それは立派な証拠になります(以下、メモの例)。

4/15 夜11時30分
××ファイナンスの従業員、スーツの男性2名が自宅へ取り立てに来る。
玄関前で大声で「○○さん、借りたお金は返してください。あなたは泥棒なんですか?」、
「ご近所のみなさーんはこちらに住んでいる○○さんが、お金を返してくれないんですよー!」と大声で連呼。
怖くて外に出られなかったので、居留守を使う。
また、中傷のビラや脅迫状まがいの督促状が届いた際には、それも悪質な取り立ての証拠になりますので、しっかりと残しておきましょう。
もし、玄関に『金返せ』などの貼り紙が張られたりしたら、その様子も証拠になりますので、写真や動画を残しておいてください。撮影はスマホや携帯のカメラでOKです。
そして、警察や弁護士に相談するときにはそれらの証拠も併せて、提出することをおすすめします。もちろん、証拠がなくても相談はできますので、すぐに取立てをとめたい方は、闇金に強い弁護士や司法書士へ相談するようにしてください。
以下の記事で紹介している法律事務所であれば、いずれも無料で相談にのってもらうことができます。
ヤミ金相談無料!おすすめの弁護士事務所
※ 最短即日で闇金からの取立てをストップすることが可能です。
悪質な取り立て行為をされた際には、その証拠をICレコーダー、ビデオ、カメラなどで残しておくことが、後の交渉・裁判を有利に進めるためには大切です。
もし、ICレコーダーやスマホが無ければ、ノートにメモを残しておくだけでも構いません。