【実体験】パチンコが原因でアコムから100万円の借金をした話

返済ざむらい

実際に100万円の借金を経験した50代の男性の方にお話を聞くことができたので、寄稿形式で文章にまとめてもらいました。

目次

ギャンブルのせいで100万円の借金が発生

私が借金をしていたのは、実家のある神奈川県から東北は岩手県へ赴任をしていた時で、20代半ばの頃です。

奥さんや彼女はおらず、ただ一人で家賃4万円ほどのアパートに暮らしていました。

会社からの給料は毎月手取りで18万円ほどでしたが、岩手は家賃など物価が安くその給料でも十分切り詰めて生活していけるくらいの金額です。

しかし単身離れた岩手県に来て友達はいません。

会社の同僚とはたまに飲みに行ったりはしましたが、休日など何もする事が無いとどうしてもパチンコやスロットなどのギャンブルで暇をつぶすようになります。

気が付いた時には給料のほぼすべてをギャンブルに費やすほど、どっぷりと浸かっていました。

同僚からのパチンコの誘いをどうしても我慢できなかった

ある日会社で同じくギャンブル好きの同僚から「明日の土曜日、いつものお店でかなり熱いイベントやるらしいよ?」 と一緒にパチンコに行かないかと誘われました。

給料日前だったので手持ちがなかった私は一度は断ったのですが、どうしても行きたい衝動を抑えきれなくなり、その日の夜に初めてアコムの自動契約機を使い、カードローンの契約したのです。

最初の契約は50万円まで融資可能なキャッシング契約。

ただ、さすがにそんなに借りるわけはない、明日のイベントで負けても4〜5万円だけ借りて、給料が入ったらすぐに返そうと思っていました。

キャッシングカードが手に入ったせいで気軽にどんどん借金をしてしまう

ところが財布の中にキャッシング用のカードが入っていると、手持ちがないときや給料日前など、ちょっと借りてもすぐに返せばいいやと、次第に借金は増えていったのです。

そして、ギャンブルを辞めることができず、気付いた時には限度額の50万円限界まで借り入れており、その時の利子は毎月およそ8000円になっていました。

それでも感覚がマヒしているので、とりあえず毎月利子の8000円をきちんと返せればよいと思い、特に元金の返済はせず、利子だけ毎月払う日々を何ヶ月も続けました。

年が変わってアコムから給料の源泉徴収票を提出してほしいと催促が来たので、携帯のアプリから写真を撮って送ると、今の年収だと限度額を100万円に変更できると言われたのです。

さすがにこれ以上借金が増えるのは怖かったので一度は断ったのですが、100万円までの契約にすると毎月の利子がかなり減るとの案内をされ、借りなければいいかと、限度額を100万円に変更をお願いしました。

そこから100万円まで借り切ってしまうまでにそう長くはかかりませんでした。

借金が200万円になると、毎月利子だけで1万3千円程度かかります。

さらにその利子さえ払えずにいると、かなり高い延滞料が発生し、生活を維持していくのが困難になりました。

実家に戻って給料の大半を返済に回した

会社には家庭の事情と説明し、実家のある神奈川へ戻り、情けないことを承知で両親に相談し、借金を必ず返すとの約束で実家で生活をさせてもらうことにしました。

100万円の借金を返済するのにかかった期間はおよそ1年間。

実家で特に生活費を払わずにこの位かかったので、一人暮らしで家賃なども払わなければいけない方にとってはかなり厳しい額だと思います。

その1年間は勿論ギャンブルはしませんでしたし、友達と遊ぶことも控え、大好きな飲み会などにも全く顔をだせないでいると、次第に声がかからなくなりました。

100万円を借りてみて、反省など得たものもありますが、 あまりにも失ったものの方が大きい結果となりました。

自分のお金をきちんと理性的に管理できる自信が無いのであれば、借金は控えた方がいいのかなと、私はそう思います。

また、私のように実家に頼ることができる方は良いですが、それができない場合には返済を続けることが難しいかもしれません。

そういった事情がお有りの方は、 弁護士に相談をして債務整理をすることを検討されてみるのがおすすめです。

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村井

少しでも悩んでいる場合は、ぜひご覧ください

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